悲しい気持ちを無くす料理作り～ハヤシライス～

こんにちは！
こころの料理セラピストの晴田　凪です！

たっぷりの玉ねぎと、牛肉を煮込んでご飯にかける。
シンプルで、奥が深い料理です。

私はハヤシライスを作るのが得意です。

私自身もハヤシライスが大好物だからですね。
では作ってみましょう！

本日は、ハヤシライス

《作り方》

1、たくさんの玉ねぎをスライスします。

私がはじめて女性に作ってもらった料理は、

ハヤシライスでした。
凄く美味しかった事しか覚えていませんが、
本当に幸せだったから、

凄く美味しかったんだと思います。

その女性とは長くお付き合いさしてもらいましたが、
些細なことからお別れしてしまいました。

お別れした時の事を覚えていて、
今でも思い出すと悲しい、切ない気持ちになります。
涙がでてきました。

玉ねぎが目にしみているんだな。
きっと(笑)

あっ！あなたが今でも、苦しい、辛い、

悲しい出来事あるなら、
それも一緒に玉ねぎをスライスしましょう！

泣いているのは、玉ねぎが目にしみるだけ、
だからいっぱい泣いてもいいよ。

苦しい、辛い、悲しい出来事を思い出しながら、
ゆっくり玉ねぎをスライスしていきましょう。

恥ずかしくないよ。
人目も気にしなくていいよ。

玉ねぎが目にしみるだけだから！

心理学的に「泣く」ことは「笑う」ことより、
ストレス緩和の効果が高いのです。

どうしても気持ちが滅入ってる時は、
泣いてみましょう。
玉ねぎが目にしみただけだから、
目一杯泣いていいんです。
一時的なものだけど、スっ😍とします。

今あなたが泣いているのは、
玉ねぎの責任です！

玉ねぎが悪いんです😤
あなたは、全然悪く無いんです！！
もう十分に泣きましたか？？

顔を洗い涙を拭いて下さい。

さぁここから楽しく作りましょう！

では次にいきます。

２、あなたが泣かされた玉ねぎを、
バターを溶かした鍋にいれ、

弱火でじっくりと炒め(痛め)ます。

泣かされた玉ねぎが炒まって(痛まって)茶色に

変わっていきます。

まだあなたの目は先ほど泣かされたから、
充血、腫れぼったくなっている。
などないですか？大丈夫ですか？

あなたを泣かした白いシャキシャキ玉ねぎが、
弱々しい柔らかな茶色のものになりましたね！！

ざまあみろです😤！
あなたを、泣かすからですよ！

３、霜降りした牛肉（軽く熱湯にくぐらす）を鍋に加え、
赤ワインを入れてアルコールをとばします。
アルコールがとんだら、ブイヨン・デミグラス缶・ケチャップ・マッシュルームを入れ煮込みます。

もう、あなたを泣かした玉ねぎが見えなくなりました！
せいせいしますね😤！！

んっ？寂しくなってきました？

なぜだろう？私も、寂しくなってきました。
悲しい思い出なのに、消えていくと寂しくなります。

玉ねぎどこだろう？って。
煮込みながら混ぜてみます。
もうシャキシャキ感が無くなった

物体があるだけです。

ひょっとして、あなたにも私にも、
必要な思い出だったのかも知れませんね。

悲しい、辛い、苦しい出来事だったのに…

４、1時間ほど煮込んで、塩・コショーで味を整え、
バターで風味をつけたら、

火を止めて一度味が馴染むように

冷ましましょう。

冷ます間に考えます。

玉ねぎをスライスした時の
悲しい、辛い、苦しい出来事が、
どこかに消えたら、寂しくなる💦
『必要な出来事』だった

５、冷まして味が深くなったハヤシライスを、

もう一度温め、炊きあがったご飯に

たっぷりかけましょう！

すごく美味しいですね！

茶色い物体が甘くてすごく美味しい。

美味しくするために、あなたも私も、

玉ねぎに泣かされたのでは？

玉ねぎはひょっとしてわかっていたのかも！！

このハヤシライスの美味しくなる理由が、
玉ねぎだってことを！

玉ねぎをスライスする時に教えてくれてたんですよ！

「今は泣かすけど、私は絶対にあなたの
ハヤシライスを美味しくするよ」って。

「美味しくなったら、あなたは幸せでしょう？」って。

ハヤシライス出来上がり

玉ねぎを生のまま食べると涙がでるし、

辛くて、苦い、でもどこかに甘さはあります。

ゆっくり炒めた（時間が経った）玉ねぎは、
その料理自体を美味しくしてくれます！

そうなんです。

玉ねぎは、あなたの悲しい、苦しい、辛い経験と同じ。
それを忘れるんでも、けなすんでも、罵るんでもなく、

いつかあなたが幸せになる。

大切な経験として受け止めるんです。
そうすれば、悲しい、苦しい、辛い経験も
楽しくなります。

そしてハヤシライスが、美味しくなった様に！
あなたもきっと幸せになります。

玉ねぎさん！美味しいを
『ありがとう』

悲しい、苦しい、辛い出来事さん！
私に幸せをくれて
『ありがとう』

さぁ！ ハヤシライスの続き食べましょう。
幸せを、感じながら…