心のおもてなし~毎日のご飯作りを 楽しく幸せなご飯作りに変える方法

毎日のマンネリ化する料理作りを、楽しく幸せになる料理作りに変える料理セラピー💞毎日新聞エッセイ賞地区入賞、ノースアジア文学奨励賞受賞

夫婦円満の秘訣~肉じゃが~

こんにちは!

こころの料理セラピストの晴田 凪😆です!

 


私は柔らかく形が残っていない肉じゃが

苦手です。


いつも形が残る様に

少し硬めにホクホクになる感じで作ります。


が、私の奥様柔らかくなった

肉じゃがが好きです。


食べ物の好みも、性格も、ライフスタイル
も、

私と奥様正反対の夫婦です。

昔はそのことでいつも奥様に、

 

イライラしてしまう事が多く

辛くあたってしまう事もありました。


今日は肉じゃがりましょう。

《作り方》


1. 人参、玉ねぎを、一口大に切る。
糸こんにゃくは、湯通しして、少し短くしておく。
牛肉は、湯通しして霜降りに。
インゲンはヘタを取りサッと茹でる。


そして『私の価値観産じゃがいも』は、

皮をむいて乱切り。


2. 鍋に牛肉、玉ねぎ、人参、『私の価値観産じゃがいも』を入れ中火で炒める。

 

玉ねぎが半透明になったら砂糖を入れ弱火に、

砂糖が溶けるまで良く混ぜます。
次に、出汁と糸こんにゃくを、

入れ沸騰させ、アクを取り弱火にして

濃口醬油をいれます。しばらく煮込みます!

(この時点では、まだ味をうすくしておきます)


3. 『私の価値観産じゃがいも』に、竹串を刺しまだ少し固い状態で、薄口醤油(めんつゆ可)、みりんで、味を整え一煮立ちさせ火を止めます。


ここでプロの
ポイント😍


一度完全に冷まします。
味が落ち着き具材の中までしっかり味が入ります。


冷ます時に肉じゃがは美味しくなります。

 


4. 一度冷ました肉じゃがを、弱火で温めます。


形崩れるのが嫌だからゆっくり弱火で!!


その間に子供たちが帰宅。

奥様も帰宅。

 

どうやらお腹減ったらしい!!


「仕方ない!中火にしよう。ちゃんと見てれば大丈夫」


白い御飯、胡瓜漬、納豆、などの食事の用意の最中に、

 

子供が話しかけてきます💕💕!


ドラゴンボールが、、、やねん、、すごくない?」と、「そうなん、、じゃクリリンは、、」と話に、

夢中になってしまい。

 

肉じゃがの事を……忘れてしまう。


「あっ!」となった時には、肉じゃがの


角のあった『私の価値観産のじゃがいも』

 

角が取れて丸くなり柔らかくなってしまっています。


作り直す時間も無く

 

「妥協して」そのまま出しましょう(泣)


いただきます!奥様はとても美味しそうに

 

「私柔らかい肉じゃが大好き」喜んでいました。


以前の私は私と違う性格の奥様に
自分の価値観を押しつけて、自分に都合いいように、

変えようと必死になって…イライラしてたんです。

『人は自分と同じにならない』


自分の失敗で柔らかくしてしまった「肉じゃが」と同じように、妥協し価値観の押しつけをやめたら奥様は、

『笑顔』になった…


それを見た私自身も『笑顔』

でいれる様になった…



人はそれぞれ考え方も性格も違う…
それに気づき相手を認め、許しあうことの方が、

幸せだっておもいます。

 


笑顔の奥様
受け入れて

私も煮すぎた肉じゃがと同じ様に

 

「心の角」が無くなって「心が丸く」なったんです。


今では仲良い夫婦になれた、か、な、と思います(笑)


でも時々はまだ『私の大切な奥様』に、

イラっとすることもあります(笑)


そんな時は一度外に出て頭を冷やし一呼吸します。


肉じゃがも冷ます時に美味しくなる様に……

 

 

夫婦も、冷まして円満です。